子どもが大きくなるとママ友と話題に出てくるのが「習い事」
仕事をしていると、送迎などが気になるところ。
でも「知らない人(親戚以外の人)に預けること」への抵抗感があるという人も多いのではないでしょうか。

我が家も、長女の「習い事をはじめたい」という希望からひさびさにファミリーサポートを利用しました。
実際にファミリーサポートを利用してみた感想などをレポートします。
✓この記事はこんな方にオススメ!
・親戚が遠方で、パートナー以外に頼る先がない。
・ファミリーサポートが気になっている。
・ファミリーサポートの安全性が気になる。
・いろいろな預け先を知りたい。
我が家の現状
長女に習いごとをさせるために問題になったのが「送迎」。
私自身フルタイムで働いており、普段から保育園は早朝&延長保育を利用しています。
家に帰るのはいつも18:30過ぎ。
延長保育後の習い事は親も子どもも体力がもたない、と思っていました。
そこで私が仕事中に、私の代わりに娘を送迎してくれるサービスを探しました。

習い事の送迎をしてくれるサービスとは?
「(居住地) 習い事 送迎」で検索したところ、3つサービスが出てきました。
・ファミリーサポート
・ベビーシッター
・タクシー
料金やサービス提供エリアなど、さまざまでした。
我が家は利用経験のあったファミリーサポートを利用してみることにしました。
ファミリーサポートを利用してみた!
「ファミサポ」で検索すると「怖い」「あぶない」「トラブル」などのことばも一緒に出てきます。
わたしも、親戚以外の方に子どもを預ける不安がありました。
不安に対してどう対処したかなど、ファミサポを利用した体験を紹介します。
ファミリーサポートとは?
ファミリーサポートとは、子育てを手伝ってほしい人(依頼会員)と育児をサポートできる人(協力会員)をマッチングし、同じ市区町村で育児をサポートしあうサービスです。
町の子育て支援センターが仲介先となりマッチングを行ってくれます。

(引用:ファミリーサポートセンターのご案内 20230401_policies_kosodateshien_family-support_03.pdf (cfa.go.jp))
どんなサービスをうけられるの?
一時保育や、子どもとの外出の付き添い。習い事の送迎を行ってくれます。
一時保育は、病児病後保育や早朝・夜間の緊急時の預かりも対象となっています。
利用までの流れ
①利用登録
依頼会員の登録を行います。
家族・子どもの情報をアンケート用紙に記入して完了です。
②子育て支援センターに利用希望をだす
ファミリーサポートの利用希望を電話などで伝え
「いつ」「どんな目的で」利用したいかなどの面談を行います。
③条件に合う方を探す
子育て支援センターのスタッフさんが協力会員さんを探してくれます。
受けたいサービス内容に応じて、「育児経験のある方」「保育士資格保有者」「ドライバー経験のある方」など、支援センターのスタッフさんが協力会員さんを見立ててくれます。
④マッチングを行う
協力会員さんがみつかったら、面談を行います。
利用したい日時や場所、その他の条件を確認します。
⑤利用開始
条件に問題が無ければ利用開始となります。
✓注意したいポイント
ヒアリングフォーマット等がなかったのか、
初回面談後、子育て支援センターから確認の電話が何度もありました。
(地域によるかもしれませんが、メール対応もしていませんでした。)
仕事をしていて電話をとるのが難しい方は
必要な条件や伝えたいことは、事前に紙にまとめて渡すとスムーズです。
【体験レポ】ファミサポ使ってみた
今まで、ファミリーサポートに2回お世話になりました。
その時の体験をご紹介します。
利用①「病院へ行きたい」
私の通院のため、一時保育してくれるファミサポさんを探しました。
そのとき長女は生後3ヶ月。人見知りまっただ中…!
わたし自身、初めての育児で子どもと離れることへの不安が大きく、
利用し始めのときは、ファミサポさんに病院までついてきてもらい、待合室などで子どもを見てもらいました。
子どもも私も、ファミサポさんに慣れた頃、
病院までの付き添いを辞め、子育て支援センターでの一時保育に変えました。

人見知りしギャン泣きする我が子をみて「成長だね」と言っていただける優しい方で、安心して預けることができました。
利用②「習い事の送迎」
保育園から習い事までの送迎を依頼しました。
結果的には「親戚以外の人に預けることへの不安」であると保育園の先生からお話あり。
やんわりと送迎をお断りされました…
今回マッチングしたファミサポさんは朝・夕の保育園への送迎経験のある方でしたが、保育園ごとの考え方があるのかもしれません。

ファミサポでの送迎を考えておられる方は、事前に保育園にも確認をとっておきましょう。
ファミサポ利用中に何かあったら?
ファミリーサポートは子育て支援センターが仲介・マッチングを行ってくれますが、利用時のトラブルは当事者同士での解決となります。
万が一のことを考えて、リスクや条件については事前に確認しておくことが大切です。
リスクを想定し事前に対策する
利用2回目の「習い事の送迎」では送迎中の事故や連れ去りを不安視していました。
不安なことに対してファミサポ利用前に対策を行いました。
・子ども用スマートウォッチの検討&購入
・子どもが入室・退室したら連絡がもらえる塾を探す
・ファミサポさんに送迎開始時、終了時に連絡をもらうよう依頼する
もちろん、できることできないこととありますが
いろいろなリスク対策をすることが私自身の安心材料にもなりました。
ファミサポさんと条件確認する
ファミサポは利用するときに契約書などの取り交わしがありせん。
そのためファミリーサポートは利用者・協力者ともに「ボランティア感覚」になりやすく、条件もあやふやになりがちです。
大切な子どもを預けるため事前に、やってほしいことや注意してほしいことなど、条件はを確認しておきましょう。

ファミサポは身近な育児サポーター
はじめは私も不安たっぷりでしたが、使ってみると素敵な方にお会いでき利用できてよかったと思いました。
多少の使いづらさもありましたが、
両親が近くにいない我が家にとって地域の中に育児を協力してくれる人がいるということに心強さを感じました。
家族以外の人に子どもを預けることへの不安を感じておられる方は、なにもない日にお願いするなど、万が一に備えて利用してみてはいかがでしょうか。