第1子の産休・育休中に不安になったことが「収入が減った」こと。
家族が増えるのに、収入が減ることに対して不安を感じていました…
今回は、そんなお金の不安を解消する「半育休」を紹介します!

福祉業界でフルタイム勤務のワーママ、ほーりです。
半育休は2回経験。
家計の見直し&ほったらかし投資で、資産は1000万円突破。
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✓今回の記事は、こんな方にオススメ
・産休・育休をとるが、収入が減るのが不安。
・1年以上仕事から離れるのが不安。
・人手が足りない職場で、育休を取得しづらい。
「半育休(はんいくきゅう)」ってなに?
半育休とは、育児休業期間中に「一時的・臨時的」に働くことです。
半育休では、育休手当をもらいながら労働収入を得ることができます。

育休をとりながら働いている、そのワークスタイルや育休の過ごし方のことを通称「半(分)育休」といいます。

育休中って働くことできるの??

実は育休中も働くことができるんです!
私の体験談を踏まえて、半育休のことを解説します。
育休中に働いていいの?
「育休」というと「育児をするために仕事をしない期間」です。
育休中は働けないから収入が増えないと思っている人も多いです。
しかし、育休中も条件をみたせば所属している会社で働くことができます。
育児休業中の就労については『労使の話し合いにより、この養育が必要ない限り、一時的・臨時的にその事業主の下で就労することができる』とされています。(育児休業中の就労について (mhlw.go.jp))
企業と話合い、条件を満たせば育休中であっても働けるということです。

半育休の条件
育休中に働くためには、以下の条件を満たす必要があります。
✓半育休の条件
・勤務時間が月10日または月80時間以内
・一時的、臨時的な仕事
・労働者・事業者が同意した就労
半育休にならない働き方とは?
以下の場合は、半育休にならないので注意しましょう!
●定期的・恒常的な仕事
→同じ時間や曜日の仕事だと育休中とみなされなくなってしまいます。
●勤務時間が月10日または月80時間以上
→育休手当が減額されてしまいます。

私が半育休取得したとき実績がゼロはだったので、
会社が社会保険労務士さんに確認しながら半育休をスタートしました。
メリット・デメリット
半育休のメリットとデメリットはどんなものがあるのでしょうか?
メリット
私が感じた半育休のメリットは4つあります。
●収入ができる
●大人と話すことでリフレッシュできる
●仕事の情報を得ることができる
●復職後の生活に慣れていくことができる
●収入ができる
週1回 出勤・週2回 在宅(出勤・在宅どちらも1日2~3時間勤務)で働くことができました。
月2~3万円の収入を増やすことができました。
少しでも収入が増えるのは安心でした◎
●大人と話すことでリフレッシュできる
育児に一生懸命で、話せる大人は「夫だけ」というときもありました。
その中で、大人と話しができることはリフレッシュになりました。
●仕事の情報を得ることができる
産休も含めると、約1年半仕事から離れることになります。
復職するときには浦島太郎状態です。
新しくなっていることなどを復職前に知ることができると復職の不安が少なくなります。

●復職後の生活に慣れていくことができる
復職は仕事のことも不安ですが、子どもと離れることも不安に感じるママも多いです。
半育休で一時保育を利用していました。
準備→登園→出勤までの流れを事前に体験できたのも、復職の不安を少なくさせました。
デメリット
私が感じた半育休のデメリットは2つあります。
●一時保育先を確保するのが大変
●前例がないと働く条件確認から必要
●一時保育先を確保するのが大変
出勤が必要なときなどは「一時保育」に子どもを預けていましたが、
運動会などのイベントが重なる時期になると、どの園も対応できないというときもありました。
一時保育先をいくつか確保しておく必要があります。
●前例がないと働く条件確認から必要
私が半育休を取得したときは前例がありませんでした。
そのため、
・一時保育代+ガソリン代分も支払ってもらえるか?
・限られた時間でできる仕事はなにか?
・時間給にするか?成果で換算するか?
などを上司と相談しながら決めていきました。
育休はママの身体と子育て優先の期間!
私は半育休をすることで、復職の不安を少なくすることができました。
一方で、育児だけでも大変な育児休業期間。
収入が増えるとはいえ、一時保育の場所を探し、日程を調整し、仕事をするのは大変なこと。
まずは、お子さんとママのペースに合わせて半育休を始めてみてはいかがでしょうか。